= スループットキャパシティの拡張
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== 概要

この章ではスループットキャパシティを拡張する方法を学習します。


== 所要時間

注意: この章の完了には15分程度の時間を要します。

注意: スループットキャパシティの拡張には20-30分を要し、その間Remote PowerShellエンドポイントへアクセス出来なくなります。
　　　この後に続くRemote PowerShellエンドポイントを使用するワークショップを直ぐに行う場合は本章を飛ばして下さい。


== ステップバイステップガイド

=== スループットキャパシティの拡張

重要: 以下の手順に従い、次のステップに進む前に用意された手順解説動画を視聴して下さい。

image::scale-throughput-capacity.gif[align="left", width=600]

. link:https://console.aws.amazon.com/fsx/[Amazon FSx] コンソールから、"MAZ"ファイルシステムのリンクをクリックして下さい。
. "Summary"セクションで、"Throughput capacity"の隣に有る"[Update]"ボタンをクリックして下さい。
. ファイルシステムのスループットキャパシティを64 MB/sに増やします。"Desired throughput capacity"ドロップダウンメニューをクリックし、"64 MB/s"を選択して下さい。"[Update]"をクリックして下さい。
. アップデート状況を確認するため、"Updates"タブをクリックして下さい。
* ファイルシステムのスループットキャパシティはいつでも必要な時に変更可能です。スループットキャパシティはファイルサーバーがファイルを処理するスピードを決定づける1つの要素です。スループットキャパシティを大きくする事でIOPSも大きくなり、メモリキャッシュも増加するのでキャッシュヒットの恩恵も増加します。スループットキャパシティを変更すると、その裏側でAmazon FSxはファイルシステムを提供しているファイルサーバーの切り替えを行います。 マルチAZファイルシステムの場合、自動的にスタンバイ側に切り替わり、プリファード側の拡張が完了すると同じく自動的に切り戻しが発生します。シングルAZファイルシステムの場合、スループットキャパシティーの拡張が完了するまでの数分間、ファイルシステムが使用不可になります。新しいスループットキャパシティーの課金は、拡張が完了した時点から適用されます。
* スループットキャパシティー拡張の完了を待つ必要はありません。次の章へ進んでください。


== 次の章

以下のリンクをクリックして次の章に進んで下さい。

image::monitor-performance.png[link=../09-monitor-performance/, align="left",width=420]