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title = "セキュリティグループの作成"
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### VPC 用のセキュリティグループを作成
マネジメントコンソール上部の **「サービス」** から **VPC** のページを開き、左のメニューから **「セキュリティ」 → 「セキュリティグループ」** を選択します。セキュリティグループの一覧が表示されたら、**「セキュリティグループを作成」** ボタンをクリックします。
#### 1. ロードバランサー用のセキュリティグループを作成
以下のパラメータを入力して、ロードバランサー用のセキュリティグループを作成します:
| セキュリティグループ名 | 説明 | VPC |
| ---------------------- | ---------------- |----------------------------------|
| LB-SG | Load balancer security group | 事前準備で作成した VPC を選択 (例:TargetVPC) |

**「インバウンドルール」** セクションで、**「ルールを追加」** ボタンをクリックし、
ユーザーが任意の場所から HTTP、HTTPS でウェブサイトにアクセスできるよう、ルールを追加します。
| タイプ | プロトコル | ソース |
| ---------------------- | ---------------- |----------------|
| HTTP | TCP | 任意の場所 |
| HTTPS | TCP | 任意の場所 |

**「セキュリティグループを作成」** ボタンをクリックし、セキュリティグループを作成します。
#### 2. Elastic Container Service (ECS) タスク用のセキュリティグループを作成
画面上部の **「セキュリティグループ」** から、セキュリティグループの一覧画面に戻ります。
再度 **「セキュリティグループを作成」** ボタンをクリックし、ECS タスク用のセキュリティグループを作成します:
| セキュリティグループ名 | 説明 | VPC |
| ---------------------- | ---------------- |----------------------------------|
| ECS-Tasks-SG | Allow communication between the LB and the ECS Tasks| 事前準備で作成した VPC を選択 (例:TargetVPC) |
**「インバウンドルール」** セクションで、**「ルールを追加」** ボタンをクリックし、
Application Load Balancer と ECS タスク間の通信を許可するルールを追加します。
| タイプ | プロトコル | ソース |
| ---------------------- | ---------------- |----------------|
| すべての TCP | TCP | カスタム → LB-SG |

**「セキュリティグループを作成」** ボタンをクリックし、セキュリティグループを作成します。
#### 3. Elastic File System (EFS) 用のセキュリティグループを作成
画面上部の **「セキュリティグループ」** から、セキュリティグループの一覧画面に戻ります。
再度 **「セキュリティグループを作成」** ボタンをクリックし、Amazon EFS 用のセキュリティグループを作成します:
| セキュリティグループ名 | 説明 | VPC |
| ---------------------- | ---------------- |----------------------------------|
| EFS-SG | Allow communication between ECS tasks and EFS | 事前準備で作成した VPC を選択 (例:TargetVPC) |
**「インバウンドルール」** セクションで、**「ルールを追加」** ボタンをクリックし、ECS タスクと Amazon EFS 間の通信を許可するルールを追加します。
Web サーバーの EFS へのアクセスは、EFS ボリュームをマウントして、Web アプリケーションの静的コンテンツをコピーするために、
一時的に有効化します(後で削除します)。
| タイプ | プロトコル | ソース |
| -------- | ----------- |----------------|
| NFS | TCP | カスタム → ECS-Tasks-SG |
| NFS | TCP | カスタム → Web サーバーに割り当てられているセキュリティグループ |

{{% notice tip %}}
Web サーバーに割り当てられているセキュリティグループを確認するには、
AWS マネジメントコンソール上部の **「サービス」** から **EC2** のページを開き、**Webserver** インスタンスを選択します。
インスタンスに割り当てられている**セキュリティグループ**名をクリックし、**セキュリティグループ ID** を確認します。
{{% /notice %}}
**「セキュリティグループを作成」** ボタンをクリックし、セキュリティグループを作成します。
### データベース用のセキュリティグループの変更
画面上部の **「セキュリティグループ」** から、セキュリティグループの一覧画面に戻ります。
Amazon Elastic Container Service (ECS) タスクとターゲットデータベース間の通信を可能にするため、
ECS-Tasks-SG からポート3306 (MySQL) に対するトラフィックを許可するよう、
データベース用のセキュリティグループ (DB-SG) を変更します。
| タイプ | プロトコル | ソース |
| ---------------------- | ---------------- |----------------|
| MySQL | TCP | カスタム → ECS-Tasks-SG |
