+++ title = "Amazon ECS タスク定義の作成" weight = 50 +++ マネジメントコンソール上部の **「サービス」** から **Elastic Container Service (ECS)** のページを開き、左のメニューから **「タスク定義」** を選択します。タスク定義の一覧が表示されたら、**「新しいタスク定義の作成」** をクリックします。 ![create-task-def](/ecs/create-task-def.ja.png) **「ステップ 1: 起動タイプの互換性の選択」** で、**FARGATE** 起動タイプを選択し、**「次のステップ」** をクリックします。 **「ステップ 2: タスクとコンテナの定義の設定」** で、**タスク定義名**(例:unicorn-task-def)を入力し、**タスクロール**と**タスク実行ロール**の両方に **ecsTaskExcutionRole** を選択します。ネットワークモードには、**awsvpc** を選択します。 ![configure-task-def](/ecs/configure-task-def.ja.png) **タスクサイズ**のセクションでは、**タスクメモリ (GB)** と**タスク CPU (vCPU)** に、以下の値を指定します。 ![task-size](/ecs/task-size.ja.png) 今回は **Amazon Elastic File System (EFS)** ボリュームをコンテナにマウントするため、コンテナの定義を追加する前に、タスク定義にボリュームを追加する必要があります。 **ボリューム**のセクションまでスクロールし、**「ボリュームの追加」** をクリックします。 ![volumes](/ecs/volumes.ja.png) **ボリュームの追加**ウィンドウで、ボリュームタイプに **EFS** を選択し、ボリュームの**名前**を指定します(例:wp-content)。 **ファイルシステム ID** に、前頁で作成した **EFS ファイルシステム**を選択し、**Encryption in transit** を有効化します。 ![add-volume](/ecs/add-volume.ja.png) **「追加」** をクリックして、ボリュームの追加が完了したら、上にスクロールして、**コンテナの定義**のセクションに戻ります。 ![add-container](/ecs/add-container.ja.png) **「コンテナの追加」** をクリックし、**コンテナ名**(例:unicorn-web-container)と**イメージ**(今回は WordPress の 公式 Docker イメージを使用するため、**public.ecr.aws/docker/library/wordpress:latest** を指定する必要があります)を入力します。**メモリ制限(MiB)**と**ポートマッピング**を、以下のスクリーンショットのように設定します。 ![add-container-details](/ecs/add-container-details.ja.png) **環境変数**のセクションでは、以下のスクリーンショットのように、前頁で設定した**パラメータストア**に定義されているパラメータを指定します。 ![environment-variables](/ecs/environment-variables.ja.png) | Key | ValueFrom | 設定値 | | ---------------------- | ---------------- |--------------------------------| | WORDPRESS_DB_HOST| ValueFrom | DB_HOST | | WORDPRESS_DB_NAME| ValueFrom | DB_NAME | | WORDPRESS_DB_PASSWORD| ValueFrom | DB_PASSWORD | | WORDPRESS_DB_USER| ValueFrom | DB_USERNAME | ![storage-logging](/ecs/storage-logging.ja.png) **ストレージとログ**のセクションで、**マウントポイント**のソースボリュームに、上で追加した **wp-content** ボリュームを指定し、 コンテナパスに **/var/www/html/wp-content** を指定します(Amazon EFS ファイルシステムにコピーした WordPress のコンテンツファイルを、コンテナからアクセス可能にします)。 最後に、**「追加」** をクリックして、タスク定義の画面に戻り、画面下の **「作成」** をクリックして、タスク定義の追加を完了します。